小林よしのり

ヒートショック死19000人の衝撃

小林よしのり

日々の出来事
2020年 12月 3日

今朝の「モーニングショー」、度外れ級の矛盾に満ちた
喜劇だった。
驚いたのだが、風呂場で死ぬ「ヒートショック」の死者は
年間19000人だと、さらりと言っている。

わしは風呂の溺死者、年間5000人を使って、コロナの
死者2000人と比較する手法を使ってきたが、考えて
みれば溺死者は直接死!ヒートショックは間接死である。

コロナ死は現在、間接死で計算されているから、溺死者
+ヒートショック死で計算すべきだったかもしれない。

なんにせよ、風呂でのヒートショック死19000人を使った
ほうがコロナ死の2000人がいかに少ないかが分かる。

これはさらに言うと、外出するよりもステイホームした方が、
老人の死の確率は高まるということだ。
玉川徹は、「老人はステイホームして、もっと死ね!」
言っていることになる。
ものすごい矛盾だろう。

さらに断熱住宅を勧めているが、北海道は断熱住宅だ
からこそ、コロナが流行るのだ。
玉川徹は、「老人は断熱住宅にして、コロナで死ね!」
と言っていることになる。
矛盾!矛盾!矛盾!
「モーニングショー」のスタッフは論理矛盾に全然気づか
ない点滅脳しかいない。