笹幸恵

撤退のタイミングを知らないのは誰?

笹幸恵

マスコミ・報道
2020年 11月 24日
昨日のモーニングショー、玉川徹がまた旧日本軍に
なぞらえて政府のGoToキャンペーンを批判したらしい。
GoToを始めたときに、どういう状態になったらやめるのかを
考えていないといけない、希望的観測で戦争を始め、
撤退を考えていなかった旧日本軍と同じ。
ざっくり言うと、こんな主旨だ。

相変わらずのステレオタイプ。
第一、本当にそう思っているなら、
GoToキャンペーンが始まるとき、玉川はちゃんと
「撤退のタイミング」について言及したのだろうか。
「旧日本軍から学べ、引き際をどうするか考えろ」と
政府に問い質したのだろうか。
後出しジャンケンでなら、人はどうとでも言える。
そもそも玉川も、GoToで温泉行って
楽しんできたのではなかったか。
今さら「感染が広がるのはわかりきっていた」と
言わんばかりの態度で批判できる立場か?

GoToはやめる必要などない。
感染者が増えても、重症者や死者が出なければいいだけの話。
むしろ、経済を回して雇用を守らなければ自殺者が増える。
観光業も飲食業も、それに付随する様々な産業が壊滅状態になる。
撤退のタイミングなんかではないのだ。

そんなことより玉川サン、
旧日本軍の希望的観測を批判するなら、
その矛先をどうぞ自分にも向けてください。
「ブレーキの踏み方を知らないで
車を走らせているようなもの」と批判していますが、
感染だけを異常に怖がり、日本では死者が
きわめて少ないという事実は完全スルーして、
感染こわいぞ、感染こわいぞ~~~と
煽りまくって暴走しているのはどこの誰ですか。

PCR真理教は、冷静に考えれば、
もうとっくに引き際を迎えていますよね。
いつまでそれに固執して恐怖のアクセルを
踏み続けているのですか。

撤退のタイミングを知らないのはどちらですか?