小林よしのり

明日の「ゴー宣道場」の前に

小林よしのり

日々の出来事
2021年 5月 2日

明日の「ゴー宣道場」について、言っておくことがある。
倉持氏の元妻の自殺は、わしは非常に苦しいことだし、
倉持・山尾に責任がないとは言えない。
だが、これは「私的領域」に属することなので、真実は
どこまでいっても分からない。

わしは「ゴー宣道場」を「公論」の場と言ってきたので、
あくまでも「公」に資する人材か否かで判断する。
倉持氏がどんなに悪い男だろうと、コロナ脳ではなく、
「コロナ禍」を終わらせる努力をして、「自由」を守る
人間なら、わしは評価する。

逆に、山尾志桜里氏は「コロナ禍」で国民の「自由」を
奪う政策を掲げたので、わしは裏切られた思いだ。
皇統問題でいままで頑張ってくれたことは感謝する。
これからは高森氏と連携してやってくれ。

わしは数年前、宮内庁長官と会って、話したことがある。
当時の天皇・皇后両陛下の意思はそのとき確認した。
その後の安倍前総理、今の菅総理も、もう分かって
いるのだが、自分のコアな支持基盤を無視できなくて、
「公的な判断」ができないのだ。
これはわしや「ゴー宣道場」の関与で何とかなる問題
ではない。

憲法の問題は「コロナ禍」の人権無視こそが喫緊の
テーマであり、これは横大道聡氏の主張に大いに
関心を持っている。
第二部で「コロナ禍」の憲法解釈をとことん議論する
という連絡が、今朝、倉持氏からあった。
わしは第二部で突然、元気になると思う。
第一部は鎮魂の祈りを捧げているだろう。