小林よしのり

マスコミは戦時中の「全体主義」を反省しない

小林よしのり

日々の出来事
2021年 8月 15日

関口宏の番組で、半藤一利が「全体主義」を警戒
していた。
だがこの番組もそうだが、テレビ番組は全て、
コロナ禍で「全体主義」となった。
「マスク全体主義」で始まり、終息に向かっては
「ワクチン全体主義」である。

「異論を許さない」、これが全体主義の第一条件
である。
コロナ禍で、徹頭徹尾、異論を唱えているのは、
小林よしのりだが、すっかり排除されて、
「両論併記」も許してもらえない。

テレビは「公器」である。公共の電波である。
放送法でも「両論併記」は規定されている。

おそらく「漫画家」だから権威がないので、信用ゼロ
なのかもしれない。
だが、権威主義で、主張の内容を一切検討しない
のならば、それは戦時中の「検閲」と変わらない。

「大東亜戦争は負けている」と気づいた者が
「漫画家」だったら、取り上げないという態度と同じだ。
権威主義であり、権力への追従である。
それが「言論の自由」がなかった戦時中の課題なの
だが、残念ながら、コロナ禍も一緒である。
何も変わっていないのだ。
特にマスコミの態度は、戦時中も、戦後も、何ひとつ
変わっていない!