小林よしのり

将来のためにはっきりさせなければならないこと

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント 政治・経済 日々の出来事
2022年 6月 5日

中川淳一郎氏があの場面で咄嗟に止めようと
したのは、立派だった。
だが、あの宮沢氏の突き飛ばしは危険だった。
中川氏が転倒して、演壇の角や突起物に後頭部を
打ち付けた場合、死ぬ可能性もある。
ドラマでよく見るシーンだからヒヤリとした。
今後の教訓として、師範やゲストがキレて
行動した場合、警備担当が出動してほしい。

しかし昨日のような光景は、生放送が事故で
中断することもあるから、LIVEで見に来た人
しか目撃できない。
参加した人は得したな(笑)

宮沢氏はあの後、井上氏に誘われて初めて
場外乱闘に参加した。
最後にわしに向かって何か言っていたが、
聞こえなかった。

わしは優しさと甘やかしは違うと思っている。
わしは両親からそう育てられた。
そして、わしはゴー宣を始めて30年間、
徹底的に価値にこだわりぬいたから、
常識と科学は曖昧にはしない。

飛沫感染と、糞口・接触・経口感染は、対処の
仕方が違う。
どっちでもいいとは絶対思わない。
仲良くすればどっちでもいいという「価値相対
主義」には与しない。
わしの読者にも「仲良しこよし」が最高の価値
だと思ってる者がいるが、無視する。

感染経路は対策に直結する。
将来のために、はっきりさせなければならない。