時浦兼(トッキー)

男尊女卑妄言も陰謀論妄想も社会の害悪!ライジング434配信!

時浦兼(トッキー)

小林よしのりライジング
2022年 4月 26日

なぜ人はこうもたやすく妄言・妄想に
ハマるのか!?

小林よしのりライジングVol.434
配信です!

今週号のタイトルは
「生娘シャブ漬けと道鏡コンプレックス」

吉野家の常務(当時)が早稲田大学で行われた
「デジタル時代のマーケティング総合講座」の講義で
自社の牛丼を女性に食べさせる戦略について
「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し、
大炎上して解任された。

大きな話題となって、あっという間に
消費されて終わったような感もあるが、
この発言の本当の問題点について、
誰かきちんと分析したか?

もちろんこれが男尊女卑発言である
ことは言うまでもないのだが、
こんな発言をしたのがジジイではなく、
49歳の「マーケティングのプロ」
だというところに注目しなければならない。

無意識の男尊女卑は、
世代を越えて若い層にまで
受け継がれてしまっている。

しかもその感覚は、
皇統の「男系固執」の感覚と
全く共通しているのである!!

 

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「ロシアメディアと陰謀論
~コロナ&ウクライナ」

コロナ騒動とウクライナ戦争
を巡る情報戦は、非常に面倒くさい
状況を生み出している。

コロナに関して、マスコミ報道の嘘や
コロナウイルスの本質、
マスクの無意味さやワクチンの危険性を
ネット上で拡散し続けてきた人が、
ウクライナ戦争ではこぞって
ロシアの発信するデマを信じ込んで
これをネットで拡散しているのだ。

迷惑な話である!!

なぜこんなことが起きてしまうのか?
コロッとロシアに騙されて情報戦の
手先になる人々が現れてしまう
危険な構図を明らかにする!!

 


【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…吉野家常務取締役が自社の若年女性向けマーケティングを「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し炎上、後に解任された騒動。「生娘をシャブ漬け戦略」「田舎から出てきた右も左もわからない若い女性を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」…よくまあこんなに、いろんな差別意識がゴチャマゼに入り込んで、どこから手をつけたらいいのかわからない発言が出てきたものだ。しかもこの発言をした吉野家常務(当時)・伊東正明が49歳で、わしよりも20歳近くも若いというから驚きである。なぜこうした無意識の男尊女卑感覚が、若い世代にも受け継がれているのだろうか?

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…コロナ騒ぎがはじまって以降、SNS上にいる一部の有志の人たちが、政府分科会のデタラメや、マスコミのデマ、ワクチン、マスクの強要に対して猛烈に反対してデータなどを拡散しつづけてきた。ところが、その同じ人たちが、いま、「ロシアは、ウクライナのネオナチを討伐している」等々、ロシアが発信するデタラメの言い分を信じて、ネット上で拡散する活動をしているのだ。なぜ彼らはロシアの手先のような活動にはまってしまったのか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
旅行は楽しいのに、自宅に帰って来ると疲れがドッと出るのは何故?
レジ袋有料化は義務ではなく「強い推奨」に過ぎなかった?
先生が今一番気に入っているギャグは何?
皇統も消滅し戦争も始まった場合、日本から離れる選択肢はある?
有事の際に天皇制という制度が国防の急所になってしまう場合もあるのでは?
これまでに西側がロシアを止める機会はなかったの?
虐められる側の責任と虐めをする側の責任について、どう考える?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第461回
「生娘シャブ漬けと道鏡コンプレックス」

2. しゃべらせてクリ!・第390回
「沙麻代ちゃ~ん!その深い愛でぽっくんを受け止めてクリ!の巻【前編】」

3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第255回
「ロシアメディアと陰謀論~コロナ&ウクライナ」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記