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責了! 責了!
泉美木蘭
泉美木蘭 新宿二丁目本「AiLARA 『ナジャ』と『アイララ』の半世紀」(7月7日発売)、ようやっと責了紙を完成させて、編集長に引き渡してきた。 深夜まで店の奥でこつこつ赤字を入れていたら、酒乱で著名なO氏がやってきて、いつものようにしつこくまとわりついてくるので、平常時なら「ハイハイ~」って流すんだけど、こっちは寝てなくてカリカリしてるし、あまりに頭にきたので蹴りを...
昔ながらの編集者
泉美木蘭
泉美木蘭 どうしたらいいかわからないぐらい忙しくなっていて、応答無視したままのメールなんかがあって申し訳ないのにゃ。 7月7日発売の「AiLARA 『ナジャ』と『アイララ』の半世紀」に登場する方々は、ご高齢になるとメールでPDFのゲラを送って、確認していただく、というわけにはいかないこともあるので、茶封筒の原稿を持参したり引き取りに行ったりもするんだけど、やっぱり元編...
《AiLARA》 〜「ナジャ」と「アイララ」の半世紀〜
泉美木蘭
泉美木蘭 新宿二丁目本の告知がやっとできることになりました。 タイトルは、 AiLARA 〜「ナジャ」と「アイララ」の半世紀〜 編著 アイララ&泉美木蘭 カバーデザイン 浅葉克己 発売日 2018年7月7日 全国主要書店、Amazon等ネット通販、アイララ店頭にて販売。 「赤塚不二夫とタモリが毎夜ショーを繰り広げた店」 「自決前の三島由紀夫が会いに来たママ」 「金子國...
あすも芸術家と偏執性
泉美木蘭
泉美木蘭 明日のライジングは、また「芸術家と偏執性」シリーズで、私のイチオシ、アウトサイダー・アートを紹介しています。 小難しいことばっかり書いてるのかなあ、なんて思ったりもするけど、やっぱりこのシリーズはもうちょっとやってみたい。 みんなに等しく権利を、みたいな風潮にすごく違和感があってね。 表現=「生」になっているという人々の存在を考えると、そんな四角四面な権利意...
みんな無事?
泉美木蘭
泉美木蘭 門下生メーリングリストがとても賑やかになって、地方の道場へ行くたびに、名前とお顔と人となり、日常報告が一致するようになっているので、自分と関係のない地域で起きた地震でも、次々顔が思い浮かんですごく心配になる。 みんな無事ですか? うちの実家は、それほどの震度じゃないと思っていたけど、母がずいぶん怖がっていた。父が、弟のお嫁さんから届いた「父の日」のフルーツ詰...
毎日書いてるけど、近況
泉美木蘭
泉美木蘭 昨日は夜中3時ごろまでゲラのチェックと、写真の合成をやっていた。取材、執筆、掲載交渉、撮影、合成ってがんばりすぎだと思うよ。 最後の最後で金子國義画伯の一点ものの絵を復元する作業になって、カバーがなかなか見せられないのでちょっとずつ勝手にばらしていくけど・・・ 時代を象徴してきた芸術家、挿画家、写真家、漫画家、建築家、映画監督、アートディレクター、俳優たちが...
時代と街並みとゲラチェック…
泉美木蘭
泉美木蘭 ずっと気になってたお腹がとうとうこらえきれないくらい痛くなって、もしかして来年ぐらいには死ぬのかな、好きなことしておいたほうがいいのかなとか気分が暗かったんだけど、検査結果はなんてことなくて、治療したら数日でたちまち良くなった。 病院ってすてき。 朝から二丁目本のゲラチェック。 もくじを見たら、よくこれだけ取材したなと自分を褒めたくなった。 いまの新宿二丁目...
選民意識と向学心
泉美木蘭
泉美木蘭 「選民意識」ってやっかいなものだね。 自分は特別に選ばれた人間なのだ、なにもわかっていない世の中の民とは違うのだ、というところから、気に食わない言動を排除したり、「自分の正義」を布教して他人を変えようとするところまでいってしまう。 そういうのは、一見、知的には見えても、「向学心」ではなくなっているのだろうと思う。知識欲があっても、自意識を高じさせるための知識...
#Metooの末路「5秒以上見つめるのは禁止」
泉美木蘭
泉美木蘭 #Metoo運動で告発者となった女性プロデューサーが所属するアメリカの動画配信会社「ネットフリックス」が、社内でのセクハラ防止ルールを定めたらしい。その内容がすごい。 「誰かを5秒以上見つめるのは禁止」 「長いハグはしない。長く触らない」 「異性とふざけない」 「一度断られたらデートに誘わない」 「同僚の電話番号を聞かない」 5秒ってどうやって定めたんだろう...
『未来のイヴ』
泉美木蘭
泉美木蘭 ライジングで、人形作家の四谷シモンさんにふれたのだけど、そのシモンさんの初期代表作に『未来と過去のイヴ』という娼婦の人形のシリーズがあるんだよね。 並んだ12体は公表翌日に完売したそうで、そのうち「一番顔がいい」と言われている一体が、お世話になっている写真家の方の事務所にあってさ。 ライジングにも載せたんだけど(記事中のシモンドール3体の写真のうち一番左のも...
この裁判どうなるんだ
泉美木蘭
泉美木蘭 朝日新聞vs小川榮太郎の公判にまた行ってきたけど。 前回あふれるほどの傍聴人だったので、今回から東京地裁の一番大きな法廷で行われることになったんだけど、なんだか人気なくて、がら空きだった。 ゴー宣道場がこんな状態だったら、恐ろしくてたまらないわ、とか、めちゃくちゃ勝手なこと考えていた。 人気の問題じゃないか。 なんにしろ、次回はお盆をはさむから9月になるとい...
日々感じていること
泉美木蘭
泉美木蘭 九州ゴー宣道場二次会のカラオケで、複数の人から「もくれんさん、もっと前みたいな笑えるの書いてほしい」と言われて、それ、私がずっと悶々としているところで、まったく同感なんですよね、なんて思っていた。 カレーせんべい氏は、以前ライジングに書いた「H大好き40歳さん」の話が最高におもしろかったと言ってくれた。あれもう3年以上前の記事だけど、そうでしょ、ああいうのお...
今日のいろいろな展開
泉美木蘭
泉美木蘭 たいしたことないんだけど、ちょいと加療中のところがあって、今日が最後の診察だった。 医者から「数分で終わるし、それで治療終了だから」と言われていたので、福岡からの飛行機で羽田空港に降り立ち、その足でかなり気楽に病院へ立ち寄ったら、その最後の数分の治療ってのが、もーんのっっすごいあり得ない痛さでさ。久々に冷や汗かいたわよ。 「二時間で痛みも治まるから、帰ってち...
「僕は『戦争論』を誤読したネトウヨだった」
泉美木蘭
泉美木蘭 幻冬舎plusで連載している「オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース」、本日記事配信! 「僕は『戦争論』を誤読したネトウヨだった」(前編) http://www.gentosha.jp/articles/-/10489 ネットは「便所の落書き」なんて言われて済まされていた時期もあったけれど、いまやそのネットの中で醸成された空気が、そのまま街...
九州ゴー宣道場、お疲れさまでした!
泉美木蘭
泉美木蘭 九州ゴー宣道場は、大成功に終わりました! ゲストにお越しくださった井上武史先生は、レジュメ「憲法を国民のものとするには」をご用意くださり、それに沿って非常にわかりやすく、憲法の基本のキ、日本の憲法論議が抱える問題の根源をご解説くださいました。 フランスやドイツの憲法と比較しながら、客観的に日本国憲法というものを眺めてみると、日本人がいかに「血の通った、自分た...
明日はいよいよ九州ゴー宣道場!
泉美木蘭
泉美木蘭 いよいよ明日だ! 九州ゴー宣道場! 九州大学の井上武史准教授をゲストにお迎えして考える「憲法は国民のものではないのか?」、憲法について良質な議論ができる「立憲的改憲」に参加できる場所は、ここ、ゴー宣道場だけ! 博多に集まるみなさん、気合とともに知的スイングを楽しんでいきましょう! 設営隊は気合十分、今回も綿密な行動計画書を作って万全の準備態勢を作ってくださっ...
美術室での思い出
泉美木蘭
泉美木蘭 原稿の参考資料を探すためにネットで美術展の検索をしていたら、ある地方の美術館のホームページにものすごくよく知ってる絵の紹介が出ていて、驚いてその先の用事を忘れてしまった。 いまから25年前、高校生のとき、私は学校の美術の先生の絵のモデルをやっていて、放課後になると美術室の横に併設されている先生のアトリエに行って、そこで1時間ほど、当時出展予定だった大きな油彩...
「条文出せ」は幼稚よね
泉美木蘭
泉美木蘭 なんだか昨日からiPhoneのメールの調子が悪くて、吹き出しが青くなったり緑になったりするんですけど、小林先生、ライジングの原稿お送りしてますからね。よろしくお願いいたします。 朝日新聞の立憲的改憲論の記事、山尾さんのインタビューも含めて読んだ。「水面下で動く」という表現ながら、憲法記念日の拡大版ゴー宣道場での枝野氏の発言から、朝日新聞がここまで取り上げてい...
ずっとファンキーなひとたち
泉美木蘭
泉美木蘭 巨匠アトリエ探訪、サイケデリック・ポップアートの田名網敬一さん。 絵だけを見たら、とても80代の方が描いたとは思えない爆発ぶり。 ちょっと前、ルイ・ヴィトンのショーウインドーに田名網さんの作品がドカーンと置いてあって、すんごいなと思って見てた。 絵の展覧会って、いろんなタイプの人が集まるんだけど、田名網さんの展覧会は、めちゃくちゃかわいくておしゃれな美大生で...
SPA!ゴー宣道場お疲れさまでした
泉美木蘭
泉美木蘭 中島岳志先生をゲストにお迎えしてのSPA!出張版ゴー宣道場「保守とリベラルの役割、そして立憲」、とても濃厚で面白い議論だった。 保守思想についての基本的なところ~中級、上級の知識に至るまで、中島先生が次々とよどみなくお話下さるのでとても勉強になった。 右も左もこれまで「憲法」というものを、自分たちの陣営のアイデンティティと結び付けてしまい「勝った・負けた」の...