- 新しい順
- 古い順
- タイル表示
- リスト表示
LGBT法案にまつわるゴチャゴチャな状況。
笹幸恵
いわゆるLGBT法案が昨日、衆院を通過した。 が、右からも左からも反対の声が上がっている。 少し整理してみたい。 まず左巻きの人々について。 本法案はLGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とした議員立法。 反対する理由などないのでは? と思っていたら、そうではなかった。 LGBT法連合会(性的指向および性自認等により困難を抱えている 当事者等に対する法整...
有本香、もはやつけるクスリなし。。。
笹幸恵
もはやつけるクスリがない、とはこのことだ。 有本香の記事がヤフーで掲載されている。 LGBT法案成立は日本史上「最大級の暴挙」 岸田首相は安倍元首相の「憂慮」を理解しているのか 「朝敵」の運命いかなるものだったか LGBT法案を強引に押し通そうとしている岸田政権を 有本は日本史上「最大級の暴挙」と批判。 どのへんが最大級の暴挙なのだろうと 読み進めてみたら、...
AERA6/12号〜誰に忖度した記事なの?
笹幸恵
『AERA』(6/12号)の特集 「『女性・女系天皇』を阻む壁は何か」 を読んだ。 随分と野心的なタイトルで 男系固執派の言い分を粉砕してくれるのかと 思いきや、「識者」に聞いて「ただ綴った」だけ。 その識者も及び腰というか、玉虫色というか、 「それってただの傍観者、他人事じゃん」という 印象しか持ち得ない内容である。 結局、何が言いたいの??? 森暢平氏は...
『テムズとともに』を読んで
笹幸恵
天皇陛下のご著書『テムズとともに』を拝読。 陛下がオックスフォード大学に留学されたときの 体験記で、30年のときを経て復刊された。 書店でも平積みになっているところが まだ多くあると思う。 緻密に、多方面へ配慮しつつも 率直に感じたことなどが綴られていて、 読みながらこちらも勝手に英国への親しみがわいてくる。 日本にはないコレッジ制度の解説などは その成り立...
取り急ぎの動画予告です。
笹幸恵
昨日、5月29日はアッツ島守備隊が全滅した日。 日曜日には、アッツ島遺族会が主催する靖國神社での慰霊祭に 久し振りに参列することができた。 アッツ島の戦いについて知らない人が増えてきた、という 遺族の声を聞いた。 そうかぁぁ、そうなんだな。 私は今も、もうすぐミッドウェー海戦の日だ、とか、 戦艦大和が水上特攻で沈没した日だとか、 こないだのゴー宣道場は海軍記...
昨日の道場、お疲れさまでした。
笹幸恵
昨日のゴー宣道場は 「保守とリベラルの間〈憲法と平等〉」という テーマで開催された。 まずもって倉持師範の保守とリベラルの整理が 非常にわかりやすかった。 その上で、さまざまな論点で議論が交わされた。 宇野さんのおっしゃっていた 「糸井重里的な生活保守」というのは、 なるほどボンヤリしていたある種の大衆のありようを 見事に浮き彫りにしてくれたように思う。 切...
突飛すぎる妄想を垂れ流す八木秀次。
笹幸恵
まーーーーったく意味がわからない記事がヤフーに載った。 夕刊フジ LGBT法案、安倍元首相は「皇室の危機」に繋がることを懸念 伝統的な価値崩壊も 麗澤大学・八木秀次教授が振り返る https://news.yahoo.co.jp/articles/eebe7ba39aa1407bc20476098bb1e6d47c9ca9a8 短い記事なのに論旨が少しも明確...
古代は「双系社会」だった日本。
笹幸恵
このブログでも以前紹介したことがあると思うが、 義江明子氏の『女帝の古代王権史』(ちくま新書)は 非常に勉強になる。 私は何度も目からウロコが落ちた。 歴史に対する真摯な姿勢に、まずもって感銘を受ける。 序章の一部分を紹介しよう。 古代に女帝が多かったが、それらは「中継ぎ」「例外」と 見なされていることに、義江氏はまず疑義を呈している。 いわば本書の出発点だ...
「女の穢れ」について。
笹幸恵
今週号「SPA!」のゴー宣、 家政婦よしりんが皇統を男系男子に限定することの 問題点について列挙するのに対し、 男系固執女子3人組の反応がそれぞれ違っていて 興味深かった。 そのうちの一人、隙田は、 最初から最後まで「女の血は穢れ」だと主張。 何を聞いても、なーーーーーーんも考えない、 脳みそツルッツルの思考停止状態。 そんな彼女を見て思い出したこと。 私が...
フィルターバブルに包まれるな!〜5月27日ゴー宣道場参加者募集
笹幸恵
これまでゴー宣道場は多岐にわたるテーマで 開催されてきた。 政治や国防、民主主義、グローバリズム、 昨今ではコロナ、皇室、女性の地位向上・・・etc. テーマは異なるけれど、そこに通底するのは 「保守とは何か」という思想だと 私は思っている。 何を保ち、何を守るのか。 それは事象によって異なり、 その都度、考えていかなければ 守るべき本質を見誤る。 見誤らな...
「血」で分類するということ
笹幸恵
映画「ヒトラーのための虐殺会議」を観てきた。 ユダヤ人絶滅政策について議論したヴァンゼー会議の様子を、 議事録に基づいて再現した映画だ。 政府の次官レベルや親衛隊幹部が集まって、 ユダヤ人の移送をどうするか、 計画的に殺害するにはどうするかを話し合う。 議論は淡々と進む。 ときに言い合いをしたりもするのだけど、 それはユダヤ人絶滅という政策の是非ではなく、 ...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【最終回】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(もう皆、知悉しているけども)。 17回目となる今回は、一応の最終回。 しっかし最後まで、もれなくデタラメだよ。 「伏見宮系の男系男子に親王宣下していただくべき」という 倉山の主張に対する、5つの批判。 1)先例にない。 2)旧皇族は生まれた時から民間人で既に七十年経...
軍艦島に行ってきました。
笹幸恵
軍艦島の建物が崩れていっているという。 あああ、いかん! 行かねば!! 思い立ったが吉日、長崎へと飛びました。 正式名「端島(はしま)」。 海底炭坑の島として岩礁を埋め立てた島。 高層の鉄筋コンクリートの建物が密集し、 その姿が軍艦「土佐」に似ていることから 軍艦島と呼ばれるように。 最盛期には5300人以上が生活し、 一時は人口密度が日本一(なんと東京の約...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【16】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(もう皆、お腹いっぱいだと思うけど)。 今回は16回目。 「伏見宮系の男系男子に親王宣下していただくべき」という 倉山の主張に対する、5つの批判。 1)先例にない。 2)旧皇族は生まれた時から民間人で既に七十年経っている。 3)皇籍取得を望む旧皇族などいないのではない...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【15】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(もう皆、熟知しまくっているけど)。 今回は15回目。 「伏見宮系の男系男子に親王宣下していただくべき」という 倉山の主張に対する、5つの批判。 1)先例にない。 2)旧皇族は生まれた時から民間人で既に七十年経っている。 3)皇籍取得を望む旧皇族などいないのではないか...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【14】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(もう皆知り尽くしてしまっているけど)。 今回は14回目。 「伏見宮系の男系男子に親王宣下していただくべき」という 倉山の主張に対する、5つの批判。 1)先例にない 2)旧皇族は生まれた時から民間人で既に七十年経っている 3)皇籍取得を望む旧皇族などいないのではないか...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【13】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(もう皆わかっていることだけど)。 今回は13回目。 倉山は、悠仁さまが何かあったときのために、 「伏見宮系の男系男子に親王宣下していただくべき」 と主張している。 この方策に対して5つの批判があるという。 1)先例にない 2)旧皇族は生まれた時から民間人で既に七十年...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【12】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 もう絶望的な支離滅裂さ(わかっちゃいたけど)。 今回は12回目。 第4章で、自身の先例原理主義の理由を 「大学の先生が言っていたから」だと 明かした倉山、 「最も大事な先例は、皇位の男系継承」 「男系継承を続けるとは、日本の歴史を続ける ということ」だと断言している。 そして、過去の「皇位...
倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする【11】
笹幸恵
倉山満『皇室論』。 明らかな事実誤認、支離滅裂、意味不明が多すぎる。 まだまだ続く。今回は11回目。 第三章の補講では、側室制度は意味がないとか、 女性宮家を創設するくらいなら旧宮家に親王宣下したほうが 効果が高い(←効果ってなんだ?)とか書いているが、 いちいち指摘していたらキリがないので飛ばす。 第四章。 「旧皇族の男系子孫の皇籍取得」と 「一般人が皇族...