小林よしのり

無謀力を忘れていない。

小林よしのり

2026年2月22日 13:44

若い頃は無謀力があった。

できるわけがないという仕事や計画にも、あと先の

ことを考えずに突進していた。

あっという間に決断して、迷わずに実行していた。

今考えると無謀な行動に猛然と踏み出し、誰が制止

しようとも、金が無かろうとも、突進して、貫徹し、

敗北したり、大成功したりしていた。

ところが老いると、リスク計算して、引き止める輩に

耳を貸すようになる。

そういう輩を切りつけて、傷つけて、なぎ倒し、前進

する勇気が出なくなる、それがまさに老いだ!

妻がわしの動作が緩慢だから老人だと言う。

若い頃は動作がきびきびしていて、もっと鋭かったと

言う。たしかに傍目にはそうかもしれない。

だが、妻のことも心配して、無謀力を減退させている

という面がある。

だが、まだ無謀力を発揮する野心は、今でも秘かに

メラメラと燃やしている。

いつ、どこで発揮するかだ。

無謀力を発揮する時を、虎視眈々と狙っているから

今に見ていろ。

牙を失くした保身的な若者にも、いつか目にもの

見せてくれる!