岸端みな

AKB48 宮澤佐江ちゃんの上海移籍について

岸端みな

芸能・文化
2012年 8月 25日

よしりん先生、
再び登場です
絵文字:急ぎ



AKB48東京ドーム公演で
発表された
宮澤佐江ちゃんの上海
SNH48への移籍は、
まだ納得できない。

尖閣諸島の問題は
まだ片付いてない。

「反日」運動が
どのような形で噴出するか?

歴史認識問題に
いっさい触れずに、
佐江ちゃんがやりすごすことが
出来るのだろうか?

運営側はそういう日中間の
複雑な政治と歴史の問題を
教えているのだろうか?

宮澤佐江はこう書いている。

「秋元先生にはSNH48に
 命を懸けられないんだったら
 やめなさいと言われました」

「命よりも上のものって
 考えてみたらなかったけど、
 私は今回、自分の人生を
 SNH48に懸けたいと思っています」

「自分の出した決断に後悔はない」

完全に特攻隊の遺書だ絵文字:重要

秋元康はやっぱり
大東亜共栄圏を
目指しているのだろうか?

眥(まなじり)決して
出陣していくのは、
現代では少女たちしか
いないのだろうか?

国と国との間は、
何があるかわからない。

中国を始め、
アジアに進出した企業も、
反日暴動にてこずっているが、
AKBのフォーマット輸出なら、
そういう反日ナショナリズムに
巻き込まれることはないと
言い切れるのだろうか?

ちなみにわしは
『台湾論』 (小学館)を、
台湾で発売してベストセラーにし、
中国にも一部流通して、
ブラックリストに載ってしまった
経験があるが。

文化と政治が
完全に分けられるか否かにも、
懐疑的なのである。

宮澤佐江ちゃんに
国家の相克を
背負わせるのは残酷だ。

心配で心配で心配でならない。