小林よしのり

戦後最大のニヒリズム

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント
2014年 4月 15日


安倍政権の政策は多くが支持されていない。

むしろ反対の方が多い。

だが、それなのに支持率はまだ過半数ある。

野党の支持率が低すぎる現状では、

50%を超える支持率は巨大である。

原発推進も、集団的自衛権行使の解釈改憲も、

最近では経済への期待感も低下してきた。

それでも対抗する政党がない、政治家がいない

というのが、国民の意識なのだ。

他に期待すべき政治家も政党もない。

だから安倍政権が何をやってもしょうがない

という諦め。

財政破綻しても仕方がない、戦争を始めても

仕方がない、皇統が絶えても仕方がない。

戦後最大のニヒリズムが進行している。

もはや民主主義は機能していない。

この状況を放置していてはダメだと考える者は
いないのだろうか?