高森明勅

『宝島』1月号で改めて山折哲雄氏を批判

高森明勅

2013年 11月 30日

『宝島』1月号の特集「2013年タブー総決算」で、
皇室を巡るテーマとして宗教学者、
山折哲雄氏の「皇太子退位論」
を取り上げている。

スタンスは明確に「山折批判」の立場。

じつは地の文も含めて、その大部分は私への取材によるもの。

私の舌足らずなコメントも引用している。

短い記事でも、こうした雑誌に皇室への暴論をきちんと
糺す記事が載るのは、
いいことだ。

そう言えば、取材で会った記者が、雑談でこんなことを言っていた。

「今、雑誌は韓国をボロクソに叩くとよく売れる。
だからそれは、
編集者にとってすごい誘惑なんです。
でも『宝島』では、
無意味に排外的ナショナリズムを煽って
商売をするようなことは、
したくない。
それがポリシーなんです」と。

立派ではないか。