小林よしのり

「いい人」は選挙で勝てない

小林よしのり

2014年12月15日 04:16


昨日、「ゴー宣道場」のあとで選抜メンバーを労う忘年会を

開いた。

あの店の売りは3種のモッツァレラチーズとトリュフの

ピザなのだが、楽しんでいただけただろうか?

 2014年・忘年会

 

帰りが遅くなって、帰宅後もアンケートを読んでいたから、

選挙特番一色のテレビを見なくてすんで、大変心地よかった。

世論調査通りの結果だったようで、見る意味などない。

 

今朝、新聞を見ると、民主党の海江田氏が落ちたようで驚いた。

海江田氏は会った印象として「いい人」だった。

漢文で創作詩を書ける教養のある人で、わしが「権力に迎合する

のは嫌いだから、民主党が天下を取ったら批判する」と言ったら、

「ジャーナリズムはそうあるべきだ」と理解を示した。

安倍首相のように、ジャーナリズムを委縮させて、批判を封じ

込める「悪い人」ではなく、海江田氏は「いい人」だった。

だから損をしたのだ。

 

思えば元首相の野田佳彦氏も、「いい人」と見られていたから、

解散総選挙で惨敗した。

今も「いい人」のままで、もう首相は目指さないと言っている。

だからダメなんだ。

 

小渕優子は選挙民をカネで釣っていた「悪い人」なのに、

得をした。

 

安倍晋三は神経質な独裁者であり、「いい人」だらけの

サヨク方面からは「悪い人」と見られているから、得をした。

 

田母神が落ちたのは「私はいい人です」と言っていたからだろう。

 

最近わしが「いい人」と見られているのなら、反省しなければ

ならない。

今後は「悪い人」になってみせる。