小林よしのり

「道徳論」も描いてやろう。

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント
2014年12月14日 16:33


昨日の「ゴー宣道場」は岡田斗司夫氏のユニークな視点に触発

されて考えることが多かった。

ただし、西洋における「倫理」と、中国の「礼」や「道」や

「徳」や「仁」や「義」の観念と、

日本の「世間さまに恥ずかしい」や「お天道様が見ている」と

いう観念は違うだろうし、

国ごとに「道徳」は違うのだから、昨日の議論はまだまだ

未消化だとわしは思っている。

 

果たして「いい人に見られた方が得」という損得勘定が、

道徳なのかどうかも疑問がある。

参加者のアンケートを見ると、参加した弁護士が

「道徳Bは道徳ではないですよね」と書いていた。

笹さんもこのようなことを言っていたと思う。

 

ちなみにわしは「いい人と見られたら損をする」と思うように

なって、「わしは富裕層だ」と豪語することにした。

この意味と効果はいずれ説明する時が来るだろう。

 

「いい人と見られた方が得」ならば、わしは慰安婦問題などに

関わらなかっただろう。

明らかに「悪い人」と見られていたのだから。

わしは、いい人に見られなくてもいいから、真実を追求したい。

 

もう一点、政治や経済が形成する社会を無視した道徳は

あり得ないというのが、わしの考えだ。

 

わしはいずれ『道徳論』も描かねばならぬと思ってしまった。

いろんなエピソードを描きながら論を進められるから、

泣いたり、笑ったり、感動したりの、面白い本になると思う。