小林よしのり

アベノミクスを誇るのが「疚しい」自民党議員

小林よしのり

2014年 12月 11日


自民党議員はこの選挙戦でアベノミクスの成功を誇って

いるだろうか?

どうやら堂々とアベノミクスを口にすることを避けて

いるらしい。

そりゃあ、選挙運動は圧倒的多数の一般庶民の前で行う

のだから、超富裕層向けのアベノミクスなんて言葉を

口にすることはできまい。

だれも実感してない、トリクルダウンは幻想なのだから、

錬金術みたいなデマを口にするのが、自民党議員たちは、

自分の良心に疚しいのだ。

このアベノミクスを口にするのは「疚しい」という感覚は

「道徳心」の芽生えである。

安倍独裁の配下にある自民党議員でさえ、有権者の前で、

自分で確信が持てないアベノミクスを口にするのは

「疚しい」。

小泉進次郎議員もその一人のようで、かなり「道徳的」な

政治家らしい。