高森明勅

気ままな人妻2人

高森明勅

2014年 9月 26日

 先日、家内と長女がスペインに出発。
12日間、ひたすら物見遊山の旅。

おいおい、2人はどちらも「人妻」じゃないか。

大切な大切なご主人さまは一体、どうなる?

その上、
か弱い(?)
“美女(??)”
2人だけだと不便で危険―という理由で、
大学生の次男を荷物持ち兼ボディーガードとして連れて行った。

そいつはガダルカナル島での遺骨収集から帰国したばかり。

しかも大学の夏休みは終わって、
もう後期授業が始まっているんだぞ。

得手勝手で自己チュー、気ままこの上ない人妻たちだ。

家内不在の間、掃除洗濯炊事ゴミ出しなど、
全て1人でやらなくちゃならん(
愛犬むーすけの散歩はいつも通り)。

いい加減にしろー。

なんて言っていられるのも、本人がいないから。

帰って来たら

どう?楽しかった?もっとゆっくりしてくれば良かったのに」
などと、心にもないことを言わなくてはならない。

それまでは、別に暮らしている長男と、
置き去りにされた者同士、たまには夜、
一緒に酒でも飲んでいようか。

…と思っていたら、長男は長男で仕事が忙しく、
私の相手なんてやってられないようだ。

やれやれ。