高森明勅

やはり、たかみなは凄い

高森明勅

2014年 6月 1日

改めてお断りするまでもないが、
私はAKB48のことは殆ど何も知らない。

過去のドキュメンタリー映画を少し観たくらい。

以前、峯岸みなみさんが丸坊主にした時、
ついブログで言及したことがあった。

今では、何も知らないのに、と反省している。

それでも、今回の事件後の“たかみな”こと高橋みなみさんの
ブログは取り上げたい。

率直に凄い、と思う。

たしか、私の娘より年下のはず
(と言うと、娘の年齢がバレるか。娘よゴメン)。

失礼ながら、うら若いお嬢さんがこれだけの覚悟を秘めているのか、
と舌を巻く。

特に「メンバーの思いを舐めないでほしい」というタンカには、
粛然と襟を正される。

このような場面で、半端な気持ちで吐ける言葉ではあるまい。

事件直後、メンバーに心配を掛けないように独りトイレで
悔し泣きして、
戻ってからは気丈にメンバーを励まし続けた、
と報じられた。

この種の報道は、必ず美談めいた味付けがなされるもの。

しかし彼女の場合は、
さほど割り引いて受け止める必要はないだろう。

「正直怖いです。
本当に怖かったです…。

でもそれ以上に思う気持ちもあるんです。
それは、負けたくないという気持ち。

私の大切なAKB
大好きなAKB

私は絶対負けたくない。

負けたくないんだ」
(5月28日の高橋みなみさんのブログより)