小林よしのり

「花燃ゆ」やや面白くなってきたか?

小林よしのり

2015年 5月 19日


先日の「花燃ゆ」を見たら、「おやっ?」と思った。

「攘夷」が全面的に出て来て、ついに高杉・久坂らの

英国公使館焼き討ちシーンに突入した。

そのテロ・シーンが、赤穂浪士の討ち入りのように

カッコ良く描かれているので興奮した。

不平等条約のことと、その影響を被る庶民の様子と、

高杉が上海で見たアングロサクソンの非道さを強調して

おけば、あの討ち入りシーンがもっとかっこ良く感じる

のに。

現代人にも当時の「攘夷」が、今のアホ集団の排外主義

とは全然違うということを納得させられたら、立派な

功績になるのだが。