小林よしのり

国を動かす方法

小林よしのり

日々の出来事
2015年 10月 8日


国会前で今もデモは行われているのだろうか?

テレビはノーベル賞の話や、内閣改造の話ばかりやってるが、

安保法制廃止のデモのことは全然伝えない。

多分、もうなくなったのだろう。

そんなに切実な話ではなかったのだ。

どうせ飽きることは飽きる。

「むしろこれからだ」なんて負け惜しみを言ってみても、

虚しいだけ。

原発も、TPPも、反対と言っても、抵抗しようがない。

 

学生はしっかり勉強して、東大に行って、官僚になれば国を

動かせる。

あるいは政治家になって、官僚以上に勉強して、官僚の

思惑や習性を食い止めるという方法しかない。

そもそも勉強したくない者がデモをしているのであって、

馬鹿だからデモしか出来ることがなくなるのだ。

 

国民は選挙で政治家を選んで意思を示すという方法はあるが、

国民が馬鹿で、候補者が馬鹿ならどうしようもない。

この世は一部の賢くて狡い者が動かすのは当然だが、彼らが

いつの間にか操られている状況を作り出すのは可能だろう。