小林よしのり

五輪だらけでニュースがない

小林よしのり

日々の出来事
2016年 8月 11日


テレビをつけたら朝から夜まで五輪、五輪、五輪で、

すごくきつい。

ニュースが全然なくなって、五輪の隙間でちらっと

報じられるだけ。

 

天皇の「生前退位」の行方も、尖閣諸島に押し寄せる

中国艦船の群れも、一体どうなっているのかさっぱり

わからない。

 

あれだけ毎日、何らかの事件が報じられていたのに、

五輪の間は何も起こってないのだろうか?

リオなんて開催可能かという状態だったはずなのに、

もう気にしなくてよくなったのだろうか?

 

同じ映像ばっかり繰り返して見せられて、退屈で

しょうがないのは、わしだけなんだろうか?

 

しかし外国で行われる五輪が、こんなに飽和状態で

報じられたことがあっただろうか?

これで東京五輪になると、もう怒涛のように五輪が

報じられて、日本でも世界でも、事件は皆無になって

しまうのだろうな。

 

選手には大いに頑張ってほしいと思うが、テレビ報道の

バランスを欠いているような気がする。

 

東京五輪の期間中は、日本にいない方がいいのではないか

などと思ってしまう。