小林よしのり

ブルボン小林氏の批評を見た

小林よしのり

日々の出来事
2016年7月29日 23:17


週刊文春を開いて驚いた。

ブルボン小林という人が「マンガホニャララ」という

コーナーで、「コロコロアニキ」の『おぼっちゃまくん』の

ことを取り上げてくれている。

 

なかなか微妙な批評の仕方で、ブルボン氏はどうやら

『ゴーマニズム宣言』は「考えに同意」しているのではなく、

「漫画が優れている」と思ってくれていたらしい。

それも大変ありがたい評価の仕方だ。

 

『ゴーマニズム宣言』を漫画として称揚すると「考えに同意」

していると思われるから論評しにくい素材になっていたようだ。

なるほど!そういう見方もあったのか!新鮮だ。

 

ブルボン氏はテレビでAKBメンバーがわしの似顔絵を見て、

「えー、絵うまーい」と言ったことを「言ってはいけない

褒め言葉」だと言い、今回『おぼっちゃまくん』を読んで、

「メリハリの切れは健在だし、「久々の」登場と違ってずっと

手を動かしていたから線に力もある。」と評してくれ、

「絵うまーい」というアイドルと同じ感覚を持ったらしい。

そこが書き方としてユニークだ。

 

わしとしては『おぼっちゃまくん』を懐古漫画とは思って

いない。

20年も描いてなかったが、休載していただけで、この度、

続きを描きだしたようなものなのだ。

今度は全編描き下ろしのギャグ漫画として、発表したい。

 

「コロコロアニキ」の作品も色んなパターンの一本、

すでにコンテを描き上げた一本は、貧ぼっちゃまとの対決

をテーマにした、もっとブラックなものになっている。

色んなパターンを試してみたい。

幸い、今の小学生も面白いと言ってくれてるようなので、

それを励みとして描きあげよう。