小林よしのり

グローバリズムと愛国心

小林よしのり

日々の出来事
2016年 7月 19日


門弟の中にグローバル企業に勤めている者や、英国企業に

勤めていた者がいるようだ。

大いに歓迎する。

 

グローバル企業といっても、色々あるのだろうし、細かい

事情は知らない。

 

わしの読者は優秀だから、外資に勤めている者から、

六本木ヒルズで声をかけられ、握手を求められたことがある。

申し訳なさそうに、「外資なんですけど家族のために頑張って

おりますので」などと、わしに対して冗談交じりで言ってたが、

今でも『ゴー宣』を読み続けていた。

 

わしは笑いながら「家族を守るのは大切だ。頑張りなさい」と

応えたものだ。

公と私、個人と集団、誰もがそのバランスを取りながら人生を

歩んでいる。

わしの読者を続けている者の動機はいろいろあるだろう。

 

少なくとも日本国への愛がなければ、読み続けられないかも

しれない。

グローバル企業に勤めていても、愛国心があるという者は

多いはずだ。

 

思想として、哲学として、ナショナリズムとグローバリズムの

関係性を考えておくことは、全世界の未来を予測する上で、

重要なことだと思う。