小林よしのり

人を驚かすために今を地味に描く

小林よしのり

日々の出来事
2016年 7月 7日


単行本『おぼっちゃまくん』のコンテを描いている。

一コマ、一コマ、絵を入れていく地味な作業だ。

今日中に終わるだろうか?分からん。

 

『ゴー宣』ファンは『おぼっちゃまくん』を知らない

だろうし、真面目な人が多いから、関心ないだろうけど、

テレビ視聴率18%ということを考えれば、『ゴー宣』

ファンよりはるかに多い『おぼっちゃまくん』ファンが

いるのじゃけん、わしはこれを描くんじゃい!

 

最近はギャグ漫画がさっぱり面白くなくて、お笑い芸人に

負けていると思う。

漫画界からも、ギャグをぶちかましたいのだ。

 

今年いっぱいは『大東亜論』と『おぼっちゃまくん』を

描くので、フィクションのみという状態だ。

次号の『大東亜論』なんか、2p『ゴー宣』のページも

取れなかった。

クライマックスに持っていくために、2pだって惜しい。

 

その分、政治や思想の分野は、『小林よしのりライジング』

や「ゴー宣道場」で表現していくしかない。

 

来年はまた『ゴーマニズム宣言Special』を6月に出す。

そのテーマも決まっているし、章立ても出来ている。

 

人を驚かすには、今の地味地味を続けるしかない。