小林よしのり

「護憲派」野党だけは選択しない

小林よしのり

政治・経済
2016年 6月 24日


参院選は改憲勢力で3分の2議席を占める勢いだという。

それは良いことだと思う。

 

自民党の改憲草案は立憲主義に反しているからダメな部分が

いっぱいあるが、今後の国会と国民の議論の中で、憲法改正の

条文を精査することができるのなら、その方向に持っていく

のが望ましい。

 

最悪なのが野党「護憲派」勢力が勝つことだ。

特に、マスコミが幻想を膨らませたシールズ坊やと手を組めば

勝てると思い込んだ大馬鹿な民進党には灸をすえた方がいい。

 

デモクラシー(民主制)とナショナリズム(国民本位)は

一体であるにも関わらず、これを切り離して、民主主義のみを

信仰し、ナショナリズムを否定するような幼稚な政党を

支持するわけにはいかない。

 

民主党は現在、不遇を託っている改憲派の野田・細野・長嶋・

前原らが主流派にならないと、単なる「社民党」に回帰する

幼児政党だ。

後退した政党は、共産党に吸収されて消滅すればいい。

 

ゲロとゲリのどちらを食うかという選択をするしかないのが

国民としては辛いが、護憲派野党だけは、わしは選択しない。