小林よしのり

人は必ず誰かの影響を受けている

小林よしのり

日々の出来事
2016年 5月 2日


人は必ず誰かの影響を受けています。

思想面でも、家族親戚や、知人や、学校教育や、知識人や、

マスコミなどの影響を受けているのです。

 

「バックに小林よしのりがついている」という偏見には、

「その小林よしのりさんは誰から影響を受けたんでしょうねえ?」

と言ってやるのが一番です。

 

それとも「小林よしのりさんは幼児の頃からあの考え方だったの

かなあ?」と言ってやる手もあります。

 

もっと言うなら、「小林よしのりさんだって、腑に落ちる考え方

を聞けば、考えを変えるんですよ」と言ってやる手もある。

わしは、考えを変えることもあるから、「イデオロギー」ではなく、

「思想」しようと、言ってるわけです。

 

「そもそもあなたは誰の影響を受けているのですか?」

聞いてみるのもいいでしょう。

「誰の影響も受けていない。俺さま独自の意見だ」と言われたら、

「よく聞く意見ですけど、本当にオリジナルですか?」と聞けば

いいのです。

 

女を侮り、小馬鹿にしたがる男は、右派にも左派にもいるのです。

でも女だって思想し続けていけば、そういう男を小馬鹿にして

やることが出来ます。

けれども客商売で、女を小馬鹿にしてくる男を論破して、

小馬鹿にしてしまうと、小馬鹿は「意固地なプライド」しか

持たないから、店に来なくなります。

男でも女でも、「意固地なプライド」しか持たない小馬鹿は

トンヅラしますから、手加減というものは必要です。