小林よしのり

プレミアムフライデーは庶民感覚ではない

小林よしのり

日々の出来事
2017年2月19日 04:39


224日から毎月最終金曜日は15時で社員は仕事を

切り上げる「プレミアムフライデー」になるらしい。

これで余暇が出来た人々の個人消費が増えるというのだ。

 

時間ができればカネを使える人は嬉しいだろう。

高給取りの個人消費は上向くかもしれない。

 

だが普通に考えれば、時間があっても、カネがなければ

モノは買えない。

旅行なんてもってのほか。

 

15時で仕事をやめる分、給料を減らされたら、むしろ

困る人もいるわけで、早めに帰宅したら、妻から

「もっと働いて稼ぎを持って来い」と叱られる夫もいる

のではないか?

 

どうせマスコミがスポンサーの顔色うかがって、

「プレミアムフライデー」を謳歌して、消費する客の

様子を流すだろう。

一時的にはそれで個人消費が増えたような錯覚を持た

せるのだろうが、しょせんは賃金・給料が増えなきゃ

消費できるわけがない。

 

ただでさえ実質賃金は減っているのに、

「プレミアムフライデー」だから無駄づかいしようと

思うわけもないし、誰もが将来不安で貯金に励んで

いるのだから、意味のない政策ではないか?

 

もっと働いて、もっと貯金したいのに、働くことが悪

のように操作するマスコミ報道は庶民感覚からズレすぎ

ている。

マスコミで働く者たちが高給取りだから、庶民のことは

分からないのだ。