小林よしのり

毎日新聞が真っ当な主張をしている

小林よしのり

マスコミ・報道
2017年 2月 4日


毎日新聞の天皇退位の記事がまともになってきた。

128日の社説では「旧宮家復帰」「国民の理解得られまい」

という趣旨になっており、22日の「記者の目」では、ズバリ、

「女性・女系天皇容認を」という主張を、川上珠美記者が

書いている。

 

川上氏は男系固執保守の識者を取材してきて、違和感が

ぬぐえなかったそうだ。

そして「一般社会と皇室は本当に別次元なのか」という

根本的な問いを発する。

見事だ!

 

静岡福祉大学の小田部雄次教授の「皇室と市民社会は

『合わせ鏡』」という説を紹介し、

「女性・女系天皇を実現することで、少しずつかもしれないが

社会を変えることはできるはずだ」と川上氏は記す。

その通りなんです!

 

悠仁さまが妃を迎えるころには、女性を「男子を産む機械」

として扱うことなど、絶対に許されない社会になっている!

 

川上珠美記者の主張に全面的に賛成である。

毎日新聞、ついに真っ当な新聞になった。