小林よしのり全宇宙仕事の状況
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仕事の状況『大東亜論』のコンテ、コマを割って、ネームを入れ終わった。
あとはラフな絵を入れて、明日の午後には仕事場にファックス
できそうだ。
スタッフに告ぐが、この章のペン入れの締め切りは12月19日
だからな。
一本一本、描いてみなけりゃわからないのだが、描いてみると
一話完結の物語がうまく出来上がっていく。
わしは雑誌のために一話完結で連載になるという方式で描く
漫画家だ。
そうしなければ雑誌の売り上げに繋がらなくなる。
昭和のタイプの漫画家だが、この方が自分の才能を強化できる
と思っている。
まとめてペン入れが控えているが、年内のコンテはあと2本、
『大東亜論』の終章と、「FLASH」の作品だ。
幻冬舎の担当氏から、来年の仕事の史料本が今日も送られてきた。
すでに段ボールいっぱい溜まっている。
これも今後、読んでいかねばならない。
漫画家
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。 また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
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