小林よしのり

井上達夫氏との『ザ・議論!』について

小林よしのり

日々の出来事
2016年 11月 13日


倉持麟太郎氏が二度目のブログ投稿。

やっぱり論理的で見事だな。

倉持氏が参加する「ゴー宣道場」の打ち合わせが楽しみだ。

 

高森氏の『ザ・議論!』の感想が嬉しい。

意見の違う者が、ガチで一対一で長時間の対談をするという

ことが、あまりないことだから、互いに相手から刺激を受けて、

対談後も思考を開始できることになる。

 

それができるのは、井上達夫氏のように権威がある人物が、

権威主義ではないという条件が必要である。

「権威」と「権威主義」は別物であって、井上氏が「権威主義」

ではないと分かった瞬間に、わしの中で敬意が生まれる。

 

基本的に自分が間違っていたと得心出来たら、相手の意見に

感化されてしまおうと思えばいいのである。

わしが主張しなくて済むのなら、わしは今後は言論をやめて、

フィクションの世界に戻っていけばいい。

今のところは物語と言論の両立でやっていかなければ、

日本の将来が危ういと思うから、言論がやめられない。