高森明勅

有識者会議は陛下のご献身を否定するのか

高森明勅

2016年10月16日 01:00

生前退位を巡って設置された有識者会議。

と思っていたら、欺瞞的なネーミングに合わせて設定された
ヒヤリングの論点も、
まるで見当外れ。

呆れたことに、国事行為の臨時代行や摂政の設置も、
まだ論点に入れている。

特に気になるのが、「象徴天皇の公的行為について」と
退位後の立場と行為のあり方について」という2つの論点。

前者は、こんな論点を設けたこと自体、
畏れ多くも天皇陛下が
平成になって積み上げてこられた様々なご公
務を、
バッサリ削減しようと企てているとしか思えない。

後者は、これ又畏れ多くも退位後の陛下にまであれこれ指図し、
そのご行動を有識者会議ごときが「設計」しようとしているとしか
考えられない。

どこまで陛下をはじめ皇室の主体性、
自律性を抑圧すれば
気が済むのか。

一体、何様のつもりだ。

退位後の陛下を“座敷牢”に入れ、新しく即位される天皇も、
今上陛下が築かれた「象徴の務め」を継承出来ないように
“拘束”
しようとしているのか。

有識者会議と同会議を“隠れ蓑”にしている安倍政権を監視せよ。