小林よしのり

「校閲ガール」石原さとみが最高だ

小林よしのり

日々の出来事
2016年10月5日 23:44


昨夜「校閲ガール」というドラマを見たが、石原さとみが

可愛いし、美しいし、圧倒的にパワーがあるし、演技が

絶妙だし、可笑しみがあるし、凄かった。

 

「シン・ゴジラ」のときは違和感しか感じなかったが、

あれは設定が酷すぎて損をしていた。

こちらが石原さとみの本当の魅力なのだ。

 

校閲というのは確かに作家からしてみれば、ウザいという

面はある。

例えば、わしの場合、「左翼」と「サヨク」を何となく書き

分けていたりするが、校閲者からはその基準があいまいで、

指摘されたりする。

「左翼」はマルクス主義者として使うときもあれば、

反天皇制の者として使うときもある。

「サヨク」は戦後民主主義者であり、国民主権を信じ込んでる

者に使うこともある。

瞬間瞬間で書き分けるので、校閲者に指摘されると面倒なのだ。

 

面倒だからもっぱらその判断は、秘書に任せてしまっている。

だが、やっぱり校閲というのは大事なのだ。

ありがたい存在である。

 

ネットの文章などは校閲がないから、どんなミスをするか

分からない。

大概の場合、秘書がミスをメールで指摘してきて、さらに書き

直してくれていたりする。

秘書も単行本のゲラを5・6回は読むから、校閲者に近く

なっている。

校閲は地味な仕事だが、そこに光を当てるドラマというのは

面白い。

「校閲ガール」は1回目から面白かったので、毎週見よう。