小林よしのり

多作であらねばならない

小林よしのり

日々の出来事
2017年 8月 20日


Special本、第6章のコンテが上がった。

今から第7章のシナリオだ。

担当氏にはまた2章完成したら読んでもらうようにした

方がいいだろう。

 

わしはもう論客という者は相手にしたくない気分だ。

言い合いで世の中変わるはずがない。

作品を創るのが一番いい。

自分のファンだけでなく、その外側にいる一般人が読んで

腑に落ちる、あるいは楽しめる作品を創りたい。

 

タコ壺化した固定客相手の商売はダメだ。

あの手この手で楽しませつつ常識のある人々に作品が届く

ように考えねばならない。

 

多作であらねばならない。

次々に描いてみなければならない。

あの手この手で攻めてみなければならない。

スタッフが覚悟してくれればそれは出来る。

 

世の中は急激に本を読まなくなっている。

ものすごく馬鹿になっている。

けれど作家・表現者・漫画家なんだから、描いて突破

しなければならない。

本がなくなる世界なんてあってはならない。