小林よしのり

枝野幸男のロジックは政治家で最高レベルだ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 8月 6日


今日の「ゴー宣道場」は凄かった。

今までで最もエキサイティングで深かった。

 

井上達夫氏の主張はまったくいちいち凄かったし、

エンターティナーとしての魅力もあるから、最高の論客が

出てきたなと素直に嬉しくなる。

 

今回の議論の白眉は、枝野氏と井上氏の、自衛隊は合憲か、

あるいは違憲かという衝突の部分だ。

わしはあの議論で、枝野氏の政治家としての力量に唸った。

 

枝野氏の自衛隊合憲論は、政治家として、完全に正しい!

違憲という政治家はおかしい。

 

わしは思想的に捉えて、自衛隊合憲論は成りたたないと思うが、

政治家で自衛隊を違憲と言う者は責任感ゼロと見做していい。

つまり安倍晋三は違憲と思っていたから、憲法に明記せよと

言い出したのだろう。

安倍首相は、政治家で、しかも自衛隊の最高責任者のくせに、

自衛隊を違憲と考えながら、今まで予算をつけていたことに

なる。

 

枝野氏の理論は、政治の世界では打ち破れない。

見事と言うしかない。

 

枝野氏が考える、個別的自衛権を強化し、集団的自衛権を

認めず、「交戦権」の一部解除というのは、大賛成だ。

安倍政権より確実に独立国に近づける。

 

民進党はこの案をもって、無責任政治家集団・安倍政権と

真っ向から戦え!

良心的な保守はこちらを選ぶはずだ!