高森明勅

保守「劣化」の極み

高森明勅

2017年 4月 26日

保守界隈に詳しい人の話を聞いて仰天。

いまだに天皇陛下のご譲位に
反対している者らがいるとか。

その最大の理由は、極めて単純。

ただ民進党がご譲位に賛成しているからだと。

何でも民進党の反対をしていれば
“正しい”
と思い込んでいるようだ。

「民進党は何でも政府の反対だけ」とか批判しながら、
自分は何でも民進党の反対だけしか考えていないのか。

思考停止の極致。

余りにも情けない。

共産党も賛成しているんだが。

別のある人いわく、
「今や“保守”というのは、共産党よりもっと
天皇に背く人々を指すようになった」と。

確かにそうなのかも知れない。