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小林よしのり

今朝の産経新聞の一面記事が異常

小林よしのり

マスコミ・報道
2017年 4月 3日


今朝の産経新聞の一面記事が奇妙奇天烈だった。

「「森友」籠池氏への期待は失望と怒りに」

「恩をあだで返している」

「首相をダシにするとは」

「「安倍晋三記念小学校」で振り込みも」

小学校建設に寄付した60人のうち19人からの証言を

紹介している。

 

教育勅語の暗唱など教育理念が気に入っていたのに、

安倍首相の恩を仇で返すとはという阿呆な意見ばっかりだ。

 

そもそも産経新聞が森友学園を好意的に紹介していたの

だから、産経記者自身が失望したのだろう。

籠池一人に罪を着せて、安倍晋三と昭恵夫人の罪は問わない、

という産経新聞らしい偏った記事だ。

 

産経新聞や自称保守派やネトウヨにとって、もともと尊師は

安倍首相であって、籠池理事長ではない。

尊師と尊師夫人だけは守らねばならないのだろう。

小林よしのり

漫画家

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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