小林よしのり

立憲的改憲の火は消えない

小林よしのり

政治・経済
2017年 12月 26日


枝野代表が今はなるべく憲法改正から逃れたいと思って

いるのはよく分かる。

安倍政権も、来年の秋の臨時国会で「発議」と思って

いたが、どんどん遅れていきそうだ。

再来年になるという見方も出ている。

枝野氏はホッと胸をなでおろしているだろう。

 

だが、わしは油断するわけにはいかないし、安倍政権が

憲法改正を断念するとは思えない。必ずやるだろう。

 

そもそも安倍政権の動向によってしか、国民は憲法論議

をしないとなれば、それはそれでこの国の民度が問われる。

安倍政権の思惑など関係なく、「ゴー宣道場」では粛々と、

そして盛大に「立憲的改憲」の機運を盛り上げていく。

山尾志桜里は毎回呼ぶし、憲法学者も毎回呼ぶ。

他に呼びたい知識人もいる。

 

わしも「憲法論」を描いて、「立憲的改憲」こそが真の

日本の独立と、平和に繋がるということを国民に知らせ

るだろう。

来年から確実に憲法論議は盛り上げていく。