小林よしのり

宇野常寛氏へ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 10月 26日


宇野常寛氏が立憲民主党を「旧社会党的なガス抜き政党」

と酷評していたわけではないらしい。

情報源が正確ではなかったようだ。

秘書みなぼんが言うには、宇野氏は小選挙区では海江田万里

に入れたという。

警戒心を述べただけなら、わしが「冷笑主義者」と批判した

のは言い過ぎていた。申し訳ない。

 

確かに立憲民主党は、9条護憲派をいっぱい抱え込んでしま

ったから、今後は動きにくい面はあると思う。

だが、9条護憲派にも、「立憲主義の徹底」としての改憲が

あるということを説明しなければならない。

侵略戦争を防ぐ改憲が必要だと、分かってもらえると思う。

 

わしは小学生の時、夏休みの課題で、ベトナム戦争を批判

する記録を作った。

アメリカによる侵略戦争だと思ったからだ。

 

数年前は、イラク戦争に大反対して、これは侵略戦争であり、

失敗すると、全力で批判した。

「自衛権」の名目で、侵略戦争の片棒担ぎをすることを防ぐ

ためには、「立憲主義」を徹底させなければならない。

 

安倍政権には改憲の大義がないが、立憲民主党には改憲の

大義がある。

従米保守とは戦わねばならないのである。