小林よしのり

プライベートな謝罪をするな

小林よしのり

日々の出来事
2017年 9月 22日


山尾議員の地元の会見で、最初に互いの家族に迷惑をかけたと

言うのは全くオカシイ。

男も女も一人前の大人である。

山尾の家庭は山尾がコントロールすべきだし、倉持の家庭は

倉持がコントロールすべきなのだから、倉持の家庭に謝罪する

のも、山尾が自分の家庭に謝罪するのもオカシイ。

地元の支持者にも、我々、国民にも関係がないじゃないか。

両者の家庭なんて、どうでもいいんだよ。

それは「私事=プライベート」な話だ。

 

本来、両者が不倫関係にあったかという質問にも、「それは

プライベートなことだからどうでもいい。そう思っても、

思わなくても、政治家の私には関係ない。私が関心のある

ことは国家国民のことだけだ。そのためには倉持は役立つ

男で、私の子分だ。」と言っておけばいいのだ。

 

だが、どうせ馬鹿なマスコミどもが「不倫か否か」しか

関心を持っていない。

政治になんか全然関心を持たないのだ。

ああいう馬鹿に対処するには、論法を身に付けなければ

ならない。

不倫疑惑一本に絞っても勝てる論法はある。

 

そして結局はお詫び行脚と取られることはマイナスだ。

離党になって、この「不倫する者、政治家にあらず」という

国際的に恥ずかしいほどの偏見と戦わなければならない。

普通に謙虚にやって勝てるわけがない。

怒声、罵声の中で、戦う覚悟が必要なのだ。

志桜里だからって、しおらしい様子を見せてちゃならない。

同情では票は入れない。

ファイティング・スピリットを見せろ!