小林よしのり

なめられた国・日本を変えよ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 9月 14日


7時過ぎからテレビが北朝鮮のミサイルが発射されましたと

速報を流している。Jアラートというやつらしい。

 

こんな朝早く建物の地下に移動せよとか、窓の傍から離れよ

とか言われても、どうしようもない。

ミサイルが途中で壊れて破片が落ちてきたら、運が悪ければ

屋根を貫いて大事故になるだけだ。

 

まるで戦時中みたいに全テレビ局がミサイルが来ると危機を

煽っているから、本当に戦争になったら、こんな速報が頻繁

に流されるのだろうとうんざりする。

 

成層圏の上を飛んでいくのかもしれないが、そもそも日本の

頭上に飛ばすと言うだけで、もう戦争行為を行なっている

ようなものだ。

普通ならこれが宣戦布告だと捉えてもおかしくない。

ただちに報復しても構わないのだ。

 

だが、どうせ政府は「厳重に抗議する」「最大限の言葉で

抗議した」などと言うだけで、北朝鮮の「日本列島を海に

沈めてやる」という言葉よりは絶対に軽いだろう。

 

軍隊がない国なのだから、いくら挑発されても、アメリカの

意向次第でやることがない。

軍隊がない国はなめられて当然。

 

こんなときに、よく憲法9条に自衛隊を明記するだけ

などと呑気なことを言ってるものだ。

108日の「ゴー宣道場」では、日本で最先端の議論を

行なおう。

基調講演は今、全国的に話題の弁護士・倉持麟太郎だ。

なんとも刺激的、挑戦的な状況設定ではないか。

今からワクワクする。