小林よしのり

弱者の恫喝には負けない

小林よしのり

日々の出来事
2017年 9月 10日


仲間割れを起こしているが、大したことではない。

「つくる会」のときは、毎回集まれば怒鳴りあいだった。

怒鳴りあい、いがみ合いの状況を『ゴー宣』で描いて、

暴露したりもしていた。

 

ライジングのコメント欄を見ると、未熟な馬鹿どもが

「仲良くしろ」とえらそうに言っている。

こっちは、おまえらなんかとは経験値が違う。

わしも高森氏も、人間のエゴや、裏切りを山ほど見てきた。

「ゴー宣道場」は運動体ではないが、仲間でやってる以上、

誰かと誰かがウマが合わないということはある。

 

この大変な時期に、突然、泉美さんに意味のない喧嘩を

売るような男を、時浦が信用しなくなる気持ちは十分わかる。

今回、理作氏はわしの戦いの足を引っ張った。

だから時浦も信用できなくなったのだ。

 

泉美さんがこうなったら全部ばらすと言うから、それは

マズいと、笹さんが諫めてくれた。

我慢してくれとわしが頼んだので、泉美さんは黙っている。

泉美さんはストーカーに耐えねばならぬのか?

それは違う。

泉美さんが「私」=プライベートな部分をぶちまけたら、

大混乱になる。今は控えて欲しい。

 

不思議なことだが、理作氏はネット民に人気があるらしく、

泉美さんは嫌われる。

それは理作氏が弱者の代表のように思われているからだ。

他の師範たちは強者たちのように思われるから、理作氏が

どんな非常識なことをしようと「同情」される。

理作氏を辞めさせたら、「ゴー宣道場」は忽ち「ファシズム」

と罵倒され、わしは「独裁者」と非難されるだろう。

 

だが、あえて言っておく。

わしは、自分に対するレッテル貼りを一切恐れない。

切るときは切る。

「痴話げんかの調停などやってられない」

これが理由のすべてだ。

 

泉美さんは風俗をやっていたから、男から軽く見られる。

泉美VS理作で、理作氏につく男は基本的に男尊女卑なのだ。

男の横暴に対して無頓着である。

 

倉持氏はモテる男に見えるから、ネットのモテない男には

嫉妬の対象となって、理作VS倉持なら、理作氏につく

奴が多い。

すべては嫉妬なのだ。

 

今回の不倫スキャンダルも大衆の嫉妬心が原因。

だが、民主主義を健全に機能させるためには「弱者の恫喝」

に負けてはならない。

弱者を本当に救えるのは強者である。

 

わしのテーマはもっと大きい。

不倫をしたかしてないかなんぞ、馬鹿の議論には大して

興味がない。