小林よしのり

エコノミストの締め切り、遅らせてください

小林よしのり

日々の出来事
2017年 8月 28日


今日は「週刊エコノミスト」の読書日記の締め切りだった。

なのに原稿が出来てないのだ。申し訳ない。

わしが締め切りに遅れるということは滅多にない。

なのに今回は遅れてしまった。

 

この読書日記のために、あの本を取り上げようと考えても、

過去に読んだ本の記憶や解釈が確かだったかは、もう一度

読み直さねばならない。

それがこの連載の苦しいところで、今回は小説を取り上げる

ことにしたため、書き始めたら、やっぱり過去の記憶だけで

書くのは、間違っている危険性があると考え、あらためて

読み始めたのだ。

 

この尋常じゃない忙しさの中で、小説を読み始めるのは、

暴挙と言ってもいい。

だがあまりにも誠実すぎる小林よしのり様のこと、

いい加減な解釈で本を紹介してしまったら、偉大な作家に

対して罪を犯したことになると考え、読み返すしかなく

なったのだ。

 

だから締め切りを3日ほど遅らせてほしいのです。

申し訳ない。