泉美木蘭

もし女性が人質になったら

泉美木蘭

2015年 2月 10日
そうですよね、
自分でも、舌を噛んだぐらいで死ねるのかと思っていたので、
舌を噛んで死んだ人の話を調べて、読んだほどでした。

人質になったら、私は自決しかないと考えるので、
道場で小林先生が「暴れるだけ暴れて殺される」と
おっしゃるのを聞いて、その手があったのか!
と思うとともに、私の非力さでは、
暴れたところで子供のように取り押さえられてしまい、
むしろ暴れられなくなるだけだろうなとか、
急所をはずして手足を撃たれたら、
諦めるしかないなとか、考えていました。
なおかつ、自分は女なので、
人格崩壊させられる目に遭うだろうし、
結果的に、人質として引きずりだされた時には、
抜け殻みたいなものになっているだろうと思いました。
もしなんらかの条件をクリアして帰国したりしたら、
好奇の目に晒されつづけるだけだし、
家族もつらかろうと思います。
だから、なんとかして早く自力で・・・と考えると、
舌を噛むぐらいしか残らなかったのですが、
やっぱり無理か・・となると「諦める」が結論です。

でも、こう考えていくと、女性が人質になったときの、
衝撃は、計りしれないと思います。
それこそ、『あれを見て対テロ戦争に反対するなんて
あなたは人間じゃない!』という感情一色に世界が
染まってしまうのではないかと、
でもそうなった時のことも、想定しておかなければなりません。