小林よしのり

「書ける」人って貴重だ

小林よしのり

日々の出来事
2018年 3月 20日


泉美木蘭さんが正直な気持ちを豪速球で書いている。

泉美さんは作家の頭脳であり、右半球優位の人だから、

わしに近い。

笑いのツボも似ているし、感情を理屈で誤魔化すのが

苦手な人だ。

 

ひとつ何かに嵌ると猛然と深掘りし始めるのは独特

なキャラで、そこが気に入って師範に迎えた。

 

泉美さんは文章が「書ける」。

次から次に、自分の感情のひだに侵入しながら書ける。

誰にでも文章って書けるもんじゃない。

書けるって凄いことなのだ。

 

勝手に自分も書けると思い込んでも、実は冗漫なだけで、

さっぱり面白くない駄文を書く人もいる。

文章を見れば、どのくらい客観的に自分を見ているかが

すぐ分かる。

 

泉美さんはあの小動物のような容貌と、自由過ぎる

行動や経歴を持つので、人に誤解されがちだし、

なめられがちだから、わしはこうして擁護している。

すっかり信頼しているのだ。

あのブログでいいと思う。