小林よしのり

山尾志桜里に国会で質問させろ!

小林よしのり

日々の出来事
2018年 2月 14日


立憲民主党の枝野代表が安倍首相に質問していた。

「現憲法下でも自衛隊は合憲である」

「国民投票で否決されても、自衛隊は合憲である」

だったら850億円も税金を使って、国民投票することに

意味があるのか?

それが枝野氏の質問だ。

 

枝野氏は国民投票を妨害したいだけのように聞こえる。

だが、枝野氏は奇妙だ。

集団的自衛権を認めた安保法制は「違憲」だと主張して

いたはずだ。

ならば枝野氏は、現在の「違憲状態の憲法」を放置した

ままで、いいのだろうか?

それは「立憲主義」の否定ではないか!

 

わしは「憲法典」より「立憲主義」の方が、価値が上だ

と思っているから、「立憲主義を貫徹する憲法案」

出して、憲法審査会で勝負するのが筋だと思っている。

 

「安倍政権下の憲法改正は許さない」というのは、

幼児の駄々コネだ。

大人なら、プロの政治家なら、「安倍政権下で立憲主義を

貫徹させる」ための戦いをすればいいだけではないか!

 

それとも枝野政権下でなら改憲ができるのか?

政権交代の可能性はあるのか?

9条の教条主義者たちは、誰の政権下でも改憲は許さない。

 

欺瞞的な反対運動を恐れず、「違憲状態の憲法」を正せ!

山尾志桜里はそれを狙っている!

山尾志桜里に国会で質問をさせろ!