小林よしのり

「報道特集」で「ゴー宣道場」を紹介

小林よしのり

マスコミ・報道
2018年 1月 27日


TBS「報道特集」の憲法特集を見たが、右と左が酷すぎて、

「ゴー宣道場」の「立憲的改憲」が一番良識ある勢力に

見えたと言ったら、主観的過ぎるのだろうか?

 

だって9条護憲派は、徴兵制の脅しばっかりやっていて、

非現実的だし、説得力がない。

国民国家なら徴兵制は否定してはいけないんだけど、

現実的にはないから心配しなくていい。

 

自衛隊明記の日本会議は、自衛隊を情緒的に運動に利用

し過ぎていてイヤらしい。

自民党はずっと自衛隊は合憲と言ってたくせに、改憲の

ためだけに「自衛隊は違憲だったのかもしれない」と

言い始めてるのだから、無理があり過ぎる。

 

9条護憲派に言いたいが、現憲法ではすでに集団的自衛権

が解除されているから、将来的には米国が行う侵略戦争

への参加を防げなくなる。それでいいのか?
護憲派は、侵略戦争容認派か?

 

我々は集団的自衛権を封印し、その代わりに個別的自衛権

を拡充し、専守防衛で、自分の国は自分で守る方向に踏み

出すべきだと考える。
侵略戦争ができないように権力を縛る。

それが「立憲主義を貫徹する改憲案」である。

 

現憲法の平和主義をリアルに守るために、権力を縛る憲法

をつくる。

我々が最も憲法の理にかない、「脱属国」の高邁な理想を

持つ勢力である!

「報道特集」、良い番組だ。