泉美木蘭

森友:理財局長就任の時期のこと

泉美木蘭

2018年 3月 21日

生放送で触れたようで、ビシッと言い切らなかった
気がするので書いておくけれど、

財務省の異動記録によると、
証人喚問が決定している佐川宣寿氏は、
2016年6月17日から理財局長に就任しています。

森友学園への国有地値引き売却が決定したのは、
その3日後の、2016年6月20日。
もちろん理財局長は国有財産の管理責任者だし、
佐川氏は、その後の国会答弁の責任者でもあるけど、
実際に、度重なる値引き交渉やごみの埋設量の偽造などが
起きていた時の理財局長は、
2015年7月7日に就任している迫田英典氏です。

2015年7月7日、迫田氏が理財局長になり、
2015年9月3日、迫田氏と岡本薫明財務官房長が官邸に
呼ばれて安倍首相と話しており、翌4日に安倍首相は大阪。
翌5日に昭恵夫人が、森友学園の名誉校長に就任しています。

その後、谷査恵子氏を通じてのFAXのやりとりなどがあり、
森友学園の前任の弁護士などが活躍(?)して、
隠ぺいされた書類や、録音されている音声データのとおり、
ごみが大量にあるかのように偽造する口裏合わせが起きて、
値引きに至っているわけです。

佐川氏には、刑事訴追の恐れがあって答えられない部分と、
前任の迫田英典氏に聞いてもらわないと答えられない部分と、
パターンがあるのではないかな。

「佐川事件」なんて不名誉を着せられることのない道を
選んでくれたら…と、多くの国民が見守っているよね。