泉美木蘭

小説「わたくしの人たち」

泉美木蘭

2016年 7月 11日

突然のおしらせですが、本日配信されるライジングから、
小説の新連載をはじめることになりました。

2013年1月から3年半に渡って続けてきた『もくれんのザ・神様!』は、
長らく古事記や風土記をもとに、脱線しつつも多くの神様の話を書いて
きましたが、前回の「さようならアヅマさん」でひとまず終了します。
イザナギが黄泉の国へ足を踏み入れたところから、話がタイムスリップ
したままだけど、その後のアマテラス誕生はみんなよく知って
いるから
もういいよね。いいんです!

今日からはじまる新連載のタイトルは・・・

泉美木蘭の 小説「わたくしの人たち」

「わたくしの人」とは・・・私の人、私心の人、私情の人、という意味。
私はもともと、極めてヘンテコな人たち、強力にヘンテコな物事に囲まれて、
ヘンテコな体験をするという星のもとに生まれた人間なのですが、
なかでも、《私心が肥大化した》モンスターたちの滑稽さに焦点をあて、
おもしろおかしく、ほぼ一人称で、好き勝手に書きたいと思います。

まだこれから話が膨らんでいくので、どうなるかわかりませんが、
書き手の私自身の私心も、にじみ出るでしょう。
それも含めて、笑えるようなネタをちりばめ、気楽に読めるおもしろい話を
書いていくつもりです。

今日配信される第1話のタイトルは「グローバル肥大化おじさん」です。

私が日ごろ、どのように人々から威張られているかを疑似体験できます!
ちなみに、エッセイじゃなくて、「小説」としたのは、創作を多分に盛り込んで
いるからです。そうじゃないと、わたし、確実に怒られます!

最後に、今後登場予定の「わたくしの人たち」も、少しご紹介しておきます。
どうぞよしなに。

◆「わたくしの人たち」 予定ラインナップ


◎ぼくは、ひとかどの人物
◎指定妄力団 粘着会
◎選択的ともだち設定制度
◎お茶の間への影響を考えすぎる人
◎愛のままにわがままに僕は自分だけを傷つけない
◎妻の肥大化した日
◎ヒルズ族の自由な制服
◎スマホ街の喫茶店
◎「いまを生きすぎ ~ 吠える私人の会
 (←元ネタわかる人いるかなぁ?)

◎ポエム嘔吐症
◎決められない女
◎決めすぎる女   etc