泉美木蘭

スウィングガールズと外科医を混同できるのはなぜ

泉美木蘭

お知らせ 生放送
2018年 9月 12日

今朝の東京新聞で、斎藤美奈子さんという方が、
『週刊現代』最新号
に掲載されている
「女性の体力では長時間の手術は無理」という話について、

「あまりに古典的な排斥論。
男女には向き不向きがあるんだってさ。

大正時代の議論みたい」

と反論している。
その理由は、かつては男子のものだった吹奏楽も、
いまや女子が中心
となっている、
巨大なチューバもスーザフォンも女子が担当している、

楽器を演奏し、複雑なステップで踊りながら、
9キロものパレードを
彼女たちはこなすのだ、
驚異的な体力と集中力だ、と。

楽器を手にして娯楽を生み出す10代のスウィングガールズと、
メスを手にして緊張感の中、他人の生死を握る中年以降の外科医、

どうしてごちゃ混ぜにして、
「ほーら、女子にもできるでしょ」と

語ることができるのか、わからないです。
曲解・こじつけがすぎるのではないでしょうか。
しかも女子高生のスウィングガールズに、
外科医並みの超長時間演奏をさせようものなら、
即「体罰レベル!」と非難轟々モノだと思いますが…。

生放送でも話しましょう。
本日21時より。

本日21時から、辛辣ニコニコ生放送!
https://www.gosen-dojo.com/blog/19367/