泉美木蘭

もっと考える自由を奪われたい人達

泉美木蘭

日々の出来事
2018年 8月 9日

「国が滅んでも憲法9条を守れたらいい」
なんて寝言を言ってる人には、なんでみんながあなたと心中しなきゃいけないんですか、って言いたいよ。

前から思ってたけど、そういう人って、憲法9条を『天空の城ラピュタ』の飛行石かなにかと勘違いしてるんじゃないの。
9条さえあれば王国の高度な文明は再興するんですか。
あんたは九条家の血を引く王の末裔ですか。

ひょっとして、シータですか?
リュシータ・トエル・ウル・キュージョーですか!?
「バルス」の代わりに、「侵略戦争の中心で9条を叫ぶ」とかやめてくださいよって感じ。

ところでネトウヨ分析の原稿をがりがり書いていて、「ちょっとネトウヨっぽくなりかかってるふわふわした人」には何かのきっかけになりそうだけど、先は思いやられるなあ。

物事を幅広く検証できない視野の狭さ。
0か1かの乏しい選択肢を結びつけるだけの短絡さ。
間違いを認めることが痛くて自己分析から遠ざかる現象。

おまけに、いまの世の中、「生態系(自社サービス)のなかに囲い込む」というのが商売の潮流になっているように見える。
その生態系に暮らす人々には、悩まず・考えずに済むようなサービスが湯水のように提供されていく。
それが、安楽に暮らしたい人々の求めることだから、当然、繁盛の鉄則になっていく。

自分の求める堕落を実現させてくれる身近なものに支配されて、それを喜ぶ。

誰か僕らのなかから、もっと考える自由を奪ってくれるものを発明してよ、と。
これじゃ、権力による上からの支配に警戒心なんて持たなくなるはずだ。

全力でこう訴えたい。

バルス。