笹幸恵

60年の差。

笹幸恵

日々の出来事
2019年 3月 28日
昨日は航空自衛隊入間基地にある
「修武台記念館」に行ってきました。
この地はかつての陸軍航空士官学校。
東条英機が揮毫した「修武台」の石碑が
今も残っています。

記念館はじつに立派な造りで、
展示内容もものすごく充実していました。
軍用機の発達を一から見ることができます。
目玉は本物の「桜花」。
一式陸攻に懸吊する小型の航空特攻兵器です。
いずれ「軍トリ」で詳しく解説したいと思います。

このほかにも、加藤隼戦闘隊で有名な
加藤建夫(陸軍少将)の軍服があったり、
航空士官学校時代、天皇陛下が行幸された際の
休憩室の扉がそのまま残っていたり、
二式複座戦闘機「屠龍」の残骸が展示されていたり、
ミャンマーで見つかった一式陸攻の部品が
たっぷり残っていたり・・・。
個人的にはたくさんの種類の電鍵が垂涎モノでした。

最後に格納庫で航空機を見学。

右側の木造の建築物みたいに見えるのは
「アンリ・ファルマン」といって、
1910年に国内初飛行、軍用機の祖といってもいい
機体だそうです。
左側にあるのは、国産の戦闘機「F-1」。
1970年代に使用されました。
60年でこんなに変わるのか!!!
ただただ、技術の進歩に驚くばかり。